創る-

tsukuru
花には贈る、飾る、その他にも大きな可能性があるのかもしれない。
これまで様々な面白い仕事の依頼を頂き、
花の世界で思いつくこと以上の素敵な体験をさせてもらってきて思ったことです。
これからも様々な場面で「創る」ことを続けていけたらと思います。
〈花を絵として考える〉



実際に生花でつくったものを撮影し、生地に印刷して振袖に仕立てる、という仕事。
中目黒にあるKAPUKIという着物ブランドで「写華」シリーズとして依頼いただいたもの。
原寸大で活けたものもあれば、撮影してからトリミング・拡大・配置したものもあります。
写真:FURISODE KAPUKI https://kapuki.jp
〈花と演劇〉



舞台上で人を殴り散らすための菊、そして舞台に合わせて包みから考える花の贈りもの。
全て下北沢を拠点に活動するゴツプロ!という劇団に関わる花。
つかこうへいさんの「熱海殺人事件」の後半のシーン、菊で人を殴り盛大に散らせて劇場内に菊の残り香を舞わせるという演出で、本番に合わせて輪菊を散りやすい状態に。
そしてゴツプロ!の本公演初日で、演者からお客様へ配る花。
舞台のコンセプトに合わせて花選びをし、包みも合わせて作り上げるもの。素晴らしい舞台を汚さぬよう、そしてさらなる底上げになるよう、とても頭を捻る課題です。
ゴツプロ!https://52pro.info
他にも撮影時の演出として、衣装や服への装飾、花を扱う舞台美術へのアドバイス、個人的な作品づくりも含め、花の可能性を日々広げていけたらと思います。もし何か花でお手伝いできることがあれば、お気軽にお声がけください。


